お見合いしたあと、結婚・再婚するかどうか、すぐ結論を出せといってもむりでしょうが、すぐに結果が出ないとしても、付添人なり、当事者の親が、お見合いの翌日までには紹介者へ電話でお礼を述べるのが礼儀です。
手紙での挨拶ならなおていねいでしょう。
紹介者は、本人なり、付添人なりから連絡があったら、相手への印象を尋ね、交際してみるかどうか返事を聞きます。
しかし、結論を急いだり、強制的にすすめるのは禁物です。
あくまでも本人の意志を尊重します。
紹介者から尋ねられ、相手を好ましいと感じたら、当人同士、しばらく交際させてほしいと申し出ます。
はじめてのデートは、紹介者に会う機会をつくってもらいますが、それ以降の交際はふたりで連絡しあって、楽しく話しあう時間をもちます。
男性からつぎの約束の申し込みをしたほうがよいでしょう。
ただし、デートのあとは、かならず紹介者に報告をしなければなりません。
結婚・再婚を前提としての交際なのですから。
お見合いの費用はいちおう紹介者にまかせます。
紹介者としても、そのほうが段どりがしやすいでしょう。
そして、あとで、双方で折半するか、頭割りにするのが公平で、紹介者に負担をかけない方法です。
もし、お見合いで結婚・再婚が不成立になったとしても、紹介者のお骨折りに対してはお礼をするのがエチケットです。