背が高くて、高学歴、高収入といった希望からさらに、土地持ち、マンション持ちじゃなければイヤ、などといって、親や親戚のすすめる縁談を断わりつづけているうちに、いつか誰も相手にしてくれなくなった、という話はけっこう多いものです。
希望は高くもつべきですが、折り合いというものがあります。
まして希望がすべて"金と容姿"に限られるとしたら、相手の男にしても、あなたに同じ条件をもちだしてくるでしょう。
そこで、その種の希望は十のうち六で満足すべきなのです。
東大か慶応、早稲田じゃなけれぼダメという時代は、もう終わっているのです。
身長も170センチ以上といっても、そうザラにいるわけではありません。
だったら、165センチだっていいじゃありませんか。
あなたが背が低いのだったら、生まれてくる子供のことを考えて、背の高い男性を、というのならよくわかります。
それだったらそれが満たされれば、他の条件を捨てるべきでしょう。
家族、親戚が全部、東大と慶応だというのなら、大いに学歴にこだわってかまいません。
そのかわり経済的に少しぐらい不自由してもいいじゃありませんか。
将来性を買うのですから。
このように六掛けの希望だったら、ぐっと選択の枠が広がるはずです。