結婚式で花嫁がもつ花束(ブライダルブーケ)は、白が原則です。
カーネーションやすずらん、らん、バラ、くちなし、フリージアなどのなかから、花婿と花嫁ふたりの好きな花を選びます。
ブライダルブーケは、結婚・再婚式の朝、花婿が花嫁を迎えにいき、贈る花なのです。
ドレスやヘッドドレスに合わせて、花の種類やデザインを決めますが、白の菊は墓場の花とされていますから使いません。
欧米では、白いカーネーションは葬式用で、結婚・再婚式では避けますが日本では別に気にしないようです。
代表的なブーケには、キャスケード(流れるように下にたれる型、Aラインのドレスに合う)とラウンド、ブーケ(丸型でかわいく、ふくらみのあるドレスにマッチする)、クレッセント(モダンな三日月型、べールが長く後ろにひくドレスに合う)などがあります。
この他、自分自身で、ドレスにもっとも似合う新しいブーケを工夫して作っても楽しいでしょう。
親ゆずりの品をひとつ身につける花嫁衣装の下着は、初めてつけるものですと、挙式当日、もしぴったりしなかったり、窮屈だったりする可能性があります。
ふだん着なれているのをつけるほうが無難でしょう。