准看護師になるには

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准看護学校の入学資格は中卒以上で、二年間の教育課程です。

学校数の約半数は医師会立となっています。

准看護師の養成制度は労働力の確保と定着のための手段となりやすく、本来の看護教育の観点からはいくつかの問題点があります。

教育目的が不明確なこと、中卒者と高卒者が入り混っているために学習能力が均質でないこと、教育課程の内容が学校によって異なったりすること、時間数の割には科目数が多いために教育内容が表面的になりやすいこと、教養科目が国語・音楽・体育以外は義務づけられていないこと。

このような多くの問題をかかえて、准看護学校の数は近年では減少の傾向にあります。

それには、准看護師制度廃止の世論と、高学歴志向の社会情勢が反映しているともいえましょう。


高等学校衛生看護科(以下、高校衛看)は、卒業と同時に准看護師資格試験の受験資格が得られます。

つまり、学校教育法という枠組のなかで准看護師の教育が行われるのです。

高校衛看には全日制と定時制があります。

この課程の目的は、女子の家庭生活に必要な衛生や看護の知識や技術を学ぶことにありますから、准看護師の養成だけを主眼にしてはいません。

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