終わらない恋をする。
それは、決して自分を200%見せることではない。
たとえば、過去に浮気したことがあるとか不倫していたとか、そういう恋愛話も含めて、男はいつまでも「女とは」という夢を持っている。
そのため、男は自分の中にある「女とは」を壊すような女性を愛そうなんて、到底思えないのである。
毒づきたいなら、女友だちに思いっきり毒づこう。
そして、次の日また、笑顔で彼に会えばいい。
何もすべてを出す必要はない。
すべて出すのは愛情だけ。
自分自身の本性と素を見極めることが大切なんだよ。
・毎日、連絡しないと不安になる
「連絡をしないと、愛されなくなると感じるよ」
↓
彼からの約束を優先させてしまう
「友人に対しては、ドタキャンができちゃう」
↓
彼がすべてである
「彼なしでは生きていけない」
↓
自分の時間よりも彼との時間のほうが大切である
「どんなに疲れていても、眠たくても、彼から呼ばれたら行っちゃう」
↓
彼の言動がとても気になる
「いま何やってるんだろう。誰と会ってるんだろう」
1つでも当てはまる項目があれば、あなたは彼に甘えているわけでも頼っているわけでもない。
おんぶに抱っこになっているのだ。
これでは、終わらない恋はむずかしくなる。
私の友人で8年の交際の末、結婚した女性がいる。
彼女の結婚式の準備を私が手伝っているときも、彼らは8年も付き合ったとは思えないくらいにラブラブなのだ。
彼女に、なぜ8年付き合っていてもラブラブなのかを聞いた。
「彼が連絡をくれないから、彼の付き合いってそういうものなのかなって思って、私
も用事がないと連絡しなかったからかな」
浮気性の彼と付き合っていて、連絡をくれないと不安に思う人もいるかもしれないが、毎日会うからこそ浮気をするのだ。
終わらない恋には、会わない時間をつくることが大切である。
次の方法を実行するだけで、ふたりの関係にもあなた自身にも変化が現れてくる。
それが「1週間会わない」方法である。
1週間、とにかく会わないと決める。
最初はつらいかもしれない。
いままでやっていたことで安心を保てていたことができないとなると、不安で仕方ないかもしれない。
でもその不安は本来持つ必要のないものだから、その不必要な不安を取り除くのである。
男とは、1週間に一度会うくらいがよい。
まずは(1)「彼から連絡がない限り、自分から連絡をしない」から。
本来ならば、徹底的に会わないために、連絡があっても無視するくらいがいいのかもしれないが、彼からメールがあれぼ返信のみする。
メールも続かせない。
むしろ1話完結で終わるを徹底させる。
彼は、いつもとは違うあなたに対して、少しだけ心配になるはず。
でもこの「少しだけ心配になる」がとても大切。
(2)「1週間の目標を立てる」は、どんな小さなことでもかまわない。
むしろ最初は「彼とのメールは彼からこない限りは送らない」を目標にしてもいい。
これは目標を立てることで、意識を相手から自分にシフトさせることができるのである。
(3)「友だちとの時間を大切にする」は、とても重要だ。
自分を知っている友人に会うことで、本来の自分を取り戻すことができるからである。
(4)「生活を規則正しくする」は、(5)にもつながることで、自分を大切にし1日を丁寧に過ごすことで、丁寧な生き方ができる。
この行動によって、あなたの表情に艶が出て、魅力的な女性に変化していくのである。
(5)「自分をめいっぱい大切にする」は、自分自身のために行動をするのだ。
たとえば、彼のためにエステに行くのではなく、自分がきれいになりたいからエステに行ったり、自分のための投資をすることで、彼ではなく、自分に目を向けることができるようになる。
この方法で、2つのことが変わる。
1つは、彼があなたに夢中になる。
もうーつは、あなた自身の心が安定する。
自分を大切にし、1日を丁寧に過ごしていると、言葉や行動に表れてくる。
彼に対して、すがるような行動をとらなくなったり、彼のちょっとした行動に一喜一憂することもなくなる。
きっと、つながっている、ということの本当の意味を、りも心が実感してくるはずですよ。
もし、あなたがたった「度断っただけで嫌いになる男なら、それはあなたのことを愛していない。
そんな男は、終わらない恋をするに値しないので、別れたほうがいい。
別れることで、もっといい男があなたの目の前に必ず現れるから。
私も実は、いままで同じようなことを考えていた女である。
彼から突然「今日の飲み会なくなったから、会わない?」といわれれば、友だちの約束をドタキャンしてでも会っていた。
そうすることで愛されると思っていた。
しかし結果は友情が微妙なものになるだけではなく、その彼の私に対する扱いも微妙なものになっていったのである。
男は女以上に調子に乗る生き物である。
だからこそ、女の手の上で転がすことができるけれど、扱い方を間違えると、女を
軽く扱ってしまうこともあるのだ。
以前、相談にきた女性は「いつも自分を誘うのは一番最後なんです」という悩みを持っていた。
彼は週末に男友だちとの約束がとりつけられなかった場合、彼女に電話をかけてくるという。
話を聞いていると、彼女は付き合って3年の間に、一度も彼の誘いを断ったことがないというのである。
私は断ることを伝え、彼女が実践をしたところ、彼の優先順位は彼女が一番になったと、喜びの連絡があった。
好きだから断ることが怖くなるのはわかる。
いままであなたが断れなかったのに、突然今日から「断れ」といったところで、断ることはできないだろうし、断れなくて当然である。
けれども、NOをいわずに、聞き入れているのは優しさではない。
ただいうことを聞いているだけにすぎない。
これでは、優先順位が下がってしまうのは、当然である。
まずは、「断る」ことに対して、しっかりとしたルールをつくる。
加藤大升結婚インサイダー