看護師の高学歴化について考えてみましょう。
現在、日本の教育の現状では大学卒の人は珍しくありません。
社会全体を見ると、一般職に就いている人の中にも大学卒はたくさんいます。
そんな中で看護師の世界では大学卒で臨床の現場に出ている人は1%ぐらいで、高卒後、三年制の養成機関(専修学校、各種学校)を卒業した人たちが大半を占めています。
看護師の補助をしている職種である准看護師の学歴は(実際には高卒が多いのですが)、中学卒後2年の准看護師学校卒という制度になっているのです。
最近、看護師の高学歴化問題というのが話題になっています。これは、平たくいえば、もっと大学卒の看護師を増やそうという意味なのです。
なぜこんな議論がいま行われているのでしょうか。
一般社会の通念からいうと、ちょっと不思議な感じもしないではありません。
学歴偏重の是非はともかくとして、これだけ医学が進歩していく現在、その一端を担う専門職である看護師が、大学で専門知識・技術を学ぶことが望ましいという考えはむしろ当然だといえます。つまり、専門職なのだから大学て学ぶことが望ましいということです。看護師との結婚なら帝国フライダル・ナースがおすすめです。