白衣の天使に憧れて、人の役に立つ仕事だから、やりがいがありそうな仕事だから、一生通じる資格として...、と看護師の道を選ぶ動機はさまざまです。
しかし、厳しい仕事であるがゆえに、誰にでもできるわけではありません。
いくつか看護師にふさわしいと思われる資質について考えてみましょう。
将来、どのような分野で活躍するかによって、その資質も多少違ってきますが、どこで看護師として働くにせよ、最低限、これだけは備えておいて欲しい資質です。
その第一は、何といっても「健康であること」。患者は24時間病気と戦っています。
そういう方々をお世話するのが仕事なのですから、基本的に看護師も24時間体制です。
もちろん一人で一日まるまる仕事をしているわけではなく、チームを組んで3交代あるいは2交代で勤務しています。
2交代の病院では日勤と夜勤、3交代の病院ではそれに準夜勤(名称は病院によって違う)が加わり、ーカ月単位でローテーションが組まれます。
他の仕事と違って、毎日同じ時間に出勤、退社するわけではないので、体のサイクルや生活のリズムはどうしても狂いがちです。
臨厳しい勤務条件や忙しい毎日の中で、少々体調を崩してもすぐに回復可能な健康な身体を作幽ること、これは看護師になるための最低条件です。
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