患者さんやその家族には、常にわかりやすい言葉で話をする必要があります。
患者さんやその家族の前で、やたらに専門用語を使うと、かえって心配や不安を大きくすることがあります。
患者さんから何も相談されない看護師は、よい看護師とはいえません。
どの患者さんからも自分には何も相談されないと思ったら、気配りが足りなかったと反省する必要があります。
また、相談を受けた際には特に、患者さんのプライバシーに関わることは同僚であっても、話してはいけないのは、当然のエチケット。
患者さんは病気以外にも、家族関係とか経済的な悩みごとを持っています。
患者さんから、これらを打ち明けられたら、よく聞いてあげることです。
心の悩みを看護師に打ち明けることで、その人の気持ちは軽くなり、健康回復にもよい影響を与えます。
病院を訪れて、最初に出会った看護師から感じのよい応対を受ければ、患者さんは安心して診療を受ける気持ちになります。
常に人から話しかけられやすいような態度でいましょう。
忙しそうにせかせか歩いたり、ツンとすましていたのでは尋ねたいことがあっても、ためらってしまいます。