人前結婚式の意味

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 日頃、信仰もしていないのに結婚式のときだけ神仏の前で誓うよりは、お世話になっている人達や、親しい友人たちの面前で夫婦の誓いを立てたほうが合理的である、という新しい考えの人たちは、人前結婚式という方法で挙式をしています。

 
これには神前、仏前、教会の結婚式のようなきまった形式はありません。
 
したがって、自由な場所で変わったアイディアで行なうことができますが、公民館、結婚会館などで行なうほうが、万事好都合であり、これらをお奨めします。
 
*入場
新婦が結婚衣装で式にのぞむときには、
会場入口の金屏風の前に新郎・新婦が媒灼人夫妻と立ち並んで、参列者を出迎えます。
 
参列者が入場、着席したあとで、新郎が媒灼人に、新婦が同夫人に付き添われて入場、参列者は拍手でこれを迎えます。
 
*婚姻届に署名捺印
人前結婚式のもっとも重要な行事は、参列者の前で婚姻届に署名し、誓いのことばを朗読することにあります。
 
さて、式が始まると、司式者の開式のあいさつにつづいて、館長の式辞です。
 
式辞では、新憲法上のことばやそめ意義(男女の平等や家族生活における個人の尊厳のことなど)が強調されます。
 
そして、婚姻届に署名することになります。
 
司式者のさしずにしたがい、新郎が先に、新婦が後に署名と捺印をします。
 
次には、媒灼人と司式者が保証人として、署名捺印します。