結婚式がすんで、ほっと一息というところですが、このときも媒灼人は新郎・新婦への心づかいを忘れないようにしましょう。
特に新婦は、硬くなりがちですから、ちょっとしたいたわりの言葉をかけ、緊張をほぐすようしてあげてください。
このような心づかいは、母親とともに、媒灼人夫人でなければできない役目です。
披露宴開始ともなれば、母親は下座に離れてしまうのが普通ですから、何くれとなくお世話をしてあげなければなりません。
披露宴では、会場の人口で、新婦をはさんで、両家の両親とともに来客を迎えます。
にこやかに落ちついた態度であいさつをしましょう。
廓媒灼人としてのあいさつ
司会者が開宴のあいさつをしたあと、媒灼人があいさつをし披露宴が始まります。
この媒灼人のあいさつは、他の祝辞などとは趣きを異にし、儀式的な色あいが濃く、もっとも形式を重んじるものです。
したがって、どうしても盛り込まなければならない事柄があります。