主賓のあいさつの次に乾杯をします。
乾杯の音頭は、来賓の第二席、または年配者が受け持ちます。
媒灼人がつとめてもかまいません。
「たいへん借越でございますが、私が乾杯の音頭をとらせていただきます。
新郎・新婦、ならびに○○家、××家、ご両家の繁栄をお祈りいたしまして乾杯いたします。乾杯」
といった声に合わせ、参列者一同起立して
「おめでとうございます」
と杯をあわせます。
酒の飲めない人は、杯をロにつけるだけでよいのです。
ここまでが、結婚の披露で、以降が祝賀パーティということになります。
■ウェディング・ケーキ
いよいよ、披露宴のクライマックス。
ウェディング・ケーキにナイフを入れます。
この時、参列者は祝福の拍手をおくります。
新婦がナイフを持ち、新郎がかるく右手をそえて二人でケーキにナイフを入れます。
そのあと、係のものが参列者全員にゆきわたるようにケーキを切って配りますが、このケーキは、その場で食べずに、自宅へ持ち帰るのがエチケットです。
なお、ウェディング・ケーキのナイフ入れは、宴の最後近くに行なってもかまいません。