男性側は九品目、女性側は七品目ということのないよう、仲人、両家でよく相談しておきます。
関西地方のように男性側から結納品を贈るだけの『結納を納める』形式ならば、品目数は男性側が決めればよいことです。
◆結納九品目とは
結納品はセットになってデパートの婚礼コーナーや大型家具店などに売られています。
並べ方などをよく見ておきましょう。
九品目とは
(1)目録
(2)長慰斗(アワビを長くのしたもの)
(3)金包(結納金、関東地方では男性側は『御帯 料』、女性側は『御袴料』として)
(4)末広(白扇)
(5)友志良賀(麻糸)
(6)子生婦(コンブ)
(7)寿留女(スルメ)
(8)松魚節(カツオ節)
(9)家内喜多留(柳樽)角樽または酒樽のことで す。
関東地方ではこの九品目をすべて一つの片 木盆に並べます。
七品目の場合はこのなかから松魚節と家内喜多留を省略。
五品目ではさらに寿留女と子生婦をはぶきます。
三品目ではさらに末広と友志良賀がはぶかれて目録と長慰斗、金包だけとなります。
結納品は床の間に飾ります。