(1)目録 結納品の品名と数を記したもの。
かつていたものですが、最近では本人たちの名前を書き 基本的には、奉書紙に毛筆を用い自分で書くものですが、最近では印刷されたものがありますから、それを利用するとよいでしょう。
(2)長婁斗 アワビを蒸してのばしたものを指し、祝い事には欠かせません。
長くのばすという意味から長生きや不老の象徴とされています。
祝儀袋の右上に、しるしとしてつけられる『のし』もここから来ています。
(3)金包 結納金のことです。
男性から女性へ贈る場合、目録に「御帯料」と書くのは、もともと花嫁衣装の帯代であったからです。
関西地方では「御袖料」、九州や四国地方では「御結納料」と書くこともあります。
女性から男性へは「御袴料」と書きます。
(4)末広 無地の白扇。
扇は福を招くとともに、末広がりによくなるという意味があり、慶事にはよく用いられます。
白無地のものを選ぶのは潔白・う一対で用います。