新郎新婦挨拶・引出物

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◆披露宴の最後の挨拶は、新郎新婦双方の側がするのがよい
披露宴も大詰めに近づいてきました。

最後のしめくくりは親の挨拶です。

司会者の指名を受けたら、新郎新婦の両親が末席のはずれに立って並び、新郎新婦それぞれの父親が挨拶をします。

挨拶の内容は、まず、お客さまへ、忙しいなかを出席してくださったことへの感謝と、仲人へのお礼を述べ、最後に若い二人への今後の指導と支援をお願いします。

このとき、新婦の父親のひとこともあるのがよろしいかと思います。

新郎新婦が招待主の場合は、終わりの挨拶も、若い二人が行なうのもよろしいでしょう。

この場合、挨拶の内容は、親の挨拶とほぼ同じでよいのですが、最後に、今日まで育ててくれた両親への感謝のことばを添えます。


◆結婚披露の引出物は、軽くて小さいものを選ぶのがよい
披露宴には引出物がつくのが習慣です。

従来は折詰め料理を出すのが常識でしたが、最近では、お祝い返しの意味もふくめて、接待客全員に同じ記念品を贈るようになりました。

この引出物を何にしたらよいか、だれでも迷うものです。

お持ち帰りいただくのですから、ひとかかえもある大きな箱入りの食器だとか、重くて運ぶのに汗をかくような鉄製の花瓶などは、見かけだけで感心しません。

好印象だったのはしゃれた箸置きでした。

都会ではとりわけ、二次会、三次会と続くことがありますから、なおさら、軽くて小さいものがよいでしょう。

ただ、数が多く必要なので、早めに注文し、そろえなければ間に合いませんからご注意を。

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