仲人への謝礼

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◆挙式のあとの仲人への謝礼は、結納金の二~三割が適当
見合い、結納、結婚式と、すべてを通じて一人の仲人に世話をしていただいた場合は、なるべく早い機会に両家の親がそろって仲人宅にお礼にいかねばなりません。

もちろん、途中で仲人に立て替えていただいた分は、そのつど、払わなければなりませんから、それとは別の感謝の意味で差し上げるお礼です。

このお礼は、ふつうは、結納金の二~三割が適当で、両家で半分ずつ負担します。

結納金は、まえにも述べましたように、男性の月収の二~三倍ですから、計算なさってください。

お世話になった度合いや、仲人の社会的地位などによって、それぞれこの額を目安にふやすなり、へらすなりしてかまいません。


◆頼まれ仲人と下仲人のお礼は、同額にする
実質的な仲人は別にいて、挙式のときだけ形式的に仲人をつとめるのは、上司や目上の方がほとんどなので、お礼を張りこむのがふつうです。

ところが、その結婚のために本当に力を尽くしてくださった下仲人への謝礼は、えてして軽んじられがちです。

しかも精神的、肉体的、経済的に大きな負担をかけているのですから、そのお礼は、頼まれ仲人と同額程度、場合によってはそれ以上が妥当な場合もあるでしょう。

はじめに紹介を受けて、あとは二人が自主的に事を運んだ場合の紹介者は、たくさんのお礼は必要ありません。

といっても、この人なしには結婚はなかったのですから、いつまでも感謝の気持ちは忘れないように、ときどきの挨拶と便りを欠かさないように心がけましょう。

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