来賓が着席しおわると、お盆の上に、紅白の敷紙をしいた松竹梅や鶴亀の干菓子をのせたものを昆布茶と一緒に出します。
つぎに祝い膳が出ます。
祝い膳とひきかえに主膳が出ます。
すべて配膳は、上座から順にするものです。
配膳がすむと、司会者は、末席の中央に進み出て開宴のあいさつをします。
開宴のあいさつをのべたあと、司会者は上座に進み、新郎・新婦、媒酌人夫妻に酌をします。
同時にもう一人の酌人が出て、上座から順に酌をします。
参列者全員に酒が注がれると、媒酌人、あるいは主賓が、「おめでとうございます。」と音頭をとり乾杯します。
このときは、起立しても、座ったままでも、どちらでもかまいません。
乾杯が終わると、媒酌人のあいさつとなります。
新郎・新婦は、その場に立つか、座布団をはずし、かるく両手をつくかして、つつしんで、このあいさつを聞きます。
続いて、主賓が祝辞をのべます。
新郎・新婦は、媒酌人のあいさつの時と同様にして、祝辞をうけます。
このあと、主催者側を代表して、新郎の父が謝辞をのべ、宴会に入ります。
主膳が出されてからは、飲み食いは自由です。