和風披露宴の進行の仕方 その2・式場での主役の過ごし方

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■和風披露宴の進行の仕方 その1の続き
主膳の間に余興、友人たちのスピーチが入ります。

余興は、昔は、謡曲とか日本舞踊、落語など、日本の伝統的な芸能が主だったのですが、今では洋風の披露宴とほとんどかわりません。

引出物が出ると酒宴は終わり、本膳にうつります。

しかし、現在では、本膳、一の膳、二の膳、三の膳といった正式の本膳料理は、特別な場合以外はあまり用いられなくなりました。

和室向きの食卓の上に平膳をおき、給仕人が配るという省略した形のものがほとんどです。

また、尾頭付き焼き物、口取りなどを折り詰めにして出す、というぐっと省略したものもみられます。

食事が終わると、司会者が閉宴のあいさつをしておひらきとなりますが、主催者側の謝辞を最後にしておひらきとしてもかまいません。

新郎・新婦の新婚旅行への出発に関しては、洋風の披露宴とまったく同じです。


■式場での主役の過ごし方
結婚式場では、挙式や来客への心配等、いろいろなことに気をつかってしまいますが、当日の主役が、あまりにもこせこせと歩き回っている姿は、見苦しいものです。

細かいことは、司会者とか媒酌人とか兄妹たちにまかせて、自分は控室に落ちついていたほうがよいでしょう。

式場の控室は、新郎側と新婦側が、それぞれ別になっています。

二人が何度も顔を出したり、連れ歩いたりするのは禁物です。


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