■教会での結婚式
キリスト教による結婚式といいますと、日本人にとっては、なじみが薄かったようですが、近年、特に都会地では、キリスト教の結婚式がふえてきたようです。
新鮮な感じを与えるところが、大いに受けている理由なのかもしれません。
■結婚式は神への誓約
キリスト教には、旧教(カトリック)と新教(プロテスタント)があって、それぞれ式に対する考え方も順序も違っています。
プロテスタントは、カトリックのように結婚式を礼典の一つとは考えていません。
結婚した男女が、神に対する誓約を行なうのが結婚式であるという観念で行なわれますので、かりに挙式の当日でも出席者の中から異議を申し立てるものがあれば、牧師にその結婚を中止させる場合も起こります。
■教会で挙式できる資格
最近は、白いベールをかぶって、荘厳な挙式をするのに、あこがれをもつ女性が多いのですが、キリスト教を信じないものが挙式をする場合には、いろいろときびしい制約があります。
プロテスタントでは、新郎・新婦のどちらかが信者か、または父母が信者ならできます。
また、牧師によっては、結婚式を機会に信仰に導くことができると考えて、信者以外でも挙式を引き受けることがあります。
その場合には、1~2ケ月のカウンセリングを受けることが条件となります。
熟年結婚