■受付に招待状を示し、署名をする
受付では、受付係が確認しやすいように招待状を示すか、名前をはっきりいってお祝いのあいさつをする。
お祝いの現金や品物は受付に差し出し、芳名帳に署名をする。
署名はていねいに。
字をくずして相手方に読めなくては、どんなに達筆であっても礼にかなっているとはいえない。
また、ほかの参列者の迷惑にならぬように、手続きはてきぱきとすませる。
受付係が知り合いでも、ムダ話をして後ろの人を待たせることがあってはならない。
受付では席次表や新郎新婦紹介のパンフレットを手渡してくれる場合が多いので、開宴前までに目を通しておくようにする。
■控え室では明るく節度ある態度を保つ
開宴までは、用意された控え室で待機する。
披露宴会場へ勝手に入ったり、新郎新婦の控え室をのぞいて、準備のじゃまをするようなまねをしてはならない。
控え室では、明るくふるまい、知人との談笑も周囲の迷惑にならない程度の声の大きさを心がける。
逆に周囲が知らない人ばかりでも、退屈そうな表情を見せたりせず、話しかけられたらにこやかに応対すること。
新郎新婦の両親や家族が控え室に見えたら、はっきりと簡潔にお祝いのあいさつをする。
これも、ほかの人のあいさつの機会を失わせるようなことのないよう短めにすませる。
また、新郎新婦の姿を見かけても、開宴前のあわただしいときなので、ひと言「おめでとう」というだけにとどめるようにする。