参列者は「おめでとうございます」とひと言だけあいさつするか、黙礼にとどめ、静かに入場する。
立ち止まって話し込んだりして、流れを止めてはならない。
・テーブルを囲む形式の披露宴は席次が決められているので、席次表(受付で渡される場合が多いが、控え室や会場入口に表示することもある)を確かめてから、自分の席に進む。
テーブル上の名札を確認し、両隣の席の人に軽く会釈して着席すること。
・ビュッフェ形式の場合、席は決められていないので、適当な位置に進むが、一か所にかたまらないような注意が必要である。
また、開宴までは、会話や喫煙を慎んで、静かに待つのが礼儀である。
司会者が開宴のあいさつをし、食事が始まるまでに行われる媒酌人のあいさつや主賓の祝辞、ウエディング・ケーキ入刀などの儀式色の強い部分では、会話や喫煙は慎む。
また、食事が始まってからの来賓の祝辞や余興の部分では、食事の手を休める必要はないが、なるべく物音をたてず、私語を慎む。
終わったら必ず拍手をするのも忘れないようにしたい。
自分の近くの席の人がスピーチをする場合には、食事の手を休めて静聴するように心がける。
隣席の人と歓談する場合は必要以上に声を大きくしないように注意する。
話題は祝いの席にふさわしいものを選ぶ。
病気や事故、死などの不祝儀を話題にすることはタブー。
家庭の事情など個人的な話題には深入りしないようにする。