仲人の新郎新婦紹介・乾杯の音頭・お色直しのタイミング

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■仲人の新郎新婦紹介はどう行うか
司会者が「開宴の挨拶」を述べて着席すると、仲人は横に並んでいる新郎新婦と仲人夫人を目でうながして、いっしょに椅子を離れます。

仲人の挨拶の目的は、新郎新婦の紹介にあるのですから、新郎新婦も、仲人の挨拶がすむまで起立しているわけです。

仲人夫人も同様です。

仲人は、起立すると、ほかの三人といっしょにおじぎをして、挨拶をおこないます。

■乾杯の音頭は主賓に
ウェディング・ケーキに入刀が終わり新郎新婦が席についたら、司会者は、また立ちあがって、「それでは、ここで、新郎の恩師であります大学教授○○先生に乾杯の音頭をお願いいたしたいと存じます」というふうに、主要な来賓のひとりに乾杯の音頭を依頼します。

この乾杯の音頭は、その日の新郎側の主賓に依頼するのが普通ですが、どちらを主賓としてよいか区別をつけにくいような賓客がいるときは、そのひとりに主賓としての祝辞を述べてもらい、ほかのひとりには乾杯の音頭をとってもらうことにすると、よいわけです。

この音頭を依頼する人にも、開宴前にあらかじあ頼んでおくのが礼儀です。

■お色直しのタイミング
新婦は、披露宴のはじめには、挙式のときの花嫁衣裳、またはウェディング・ドレスで出席し、披露宴の途中で、〈色直し〉といって、ほかの衣裳に着更えるしきたりがあります。

この〈色直し〉は、なるべく食事のとちゅうで退席して行ない、次の祝辞が再開されるまでに、席に戻っているようにしたいものです。

なかには、祝辞の途中で色直しに立つ人がありますが、それでは、せっかく新郎新婦のために祝辞を述べてくれる人に対して、礼を失することになります。

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