■新郎側主賓が祝辞を終わったら、新婦側主賓を紹介
新郎側主賓が祝辞を終わって、拍手のうちに席につくと、司会者はたちあがって、「まことに有益なお祝辞をいただきまして、ありがとうございました」と、新郎側主賓に一礼し、ことばをついで「次に、新婦の恩師であります××高等学校の○○先生からお言葉をいただきたいと存じます」というふうに、新婦側の主賓に祝辞を求めます。
それに応じて、新婦側主賓は、起立して、新郎新婦に一礼、ついで、全員に会釈してから、祝辞を述べます。
■再開後の来賓祝辞はどう述べるか
乾杯を終わって、一同が着席すると、司会者は、起立したまま「ありがとうございました」と礼を述べ、「それでは、お食事のしたくもととのったようでございますから、お祝辞は、またデザート・コースにはいりましてから、お願いいたしたいと存じます」と挨拶して、席につきます。
それと同時に、ウェイターが料理を給仕してまわり、しばらくは、食事についやされるわけです。
出席者が多く、したがって、祝辞を述べてもらいたい人が多い場合には、食事の途中で来賓の祝辞を再開することもありますが、それでは、食事も落ち着いてとれませんし、祝辞を述べてもらう来賓にも礼を欠くうらみがありますから、なるべくは、デザート・コースにはいってから再開することにしたいものです。