祝電の打ち方

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祝電を打つ場合は、挙式の時刻に遅れぬよう、余裕を見て打たなくてはなりません。

知人の結婚披露宴に参列したおり、祝辞の二番めか三番めかに、新郎の恩師にあたる人の祝辞がテープ・レコーダーで流されるのを聞いたことがあります。

その恩師にあたる人は、当日病気で出席できないため、病床で、わざわざ、祝辞をテープに吹き込んで贈ってくれたのだそうですが、その祝辞の内容が、まこころのこもったものであったせいもあって、強く心をうたれた記憶があります。

そのことを、さる友人に語ったところ、その友人も、知人の結婚披露宴で、外国に留学中で出席できない新婦の友人が祝辞とお祝いの詩を吹き込んで送ってきたテープを、場内に流すのを聞いて、感動していました。

これらの例からも、なにかの事情で知人の披露宴などに出席できないときは、録音テープの活用もいいでしょう。

十日前から五時間前までに申し込めば、指定時刻に配達してくれますから、この制度を利用すると便利です。

また、特別料金を払い込むと、美しく印刷した特製の用紙に電文をタイプして、配達してくれます。

なお、電文は、自分のすきな文案で打ってよいわけですが、短歌や俳句、詩などの素養のある人は、祝意をうたった自作の短歌や俳句、詩などを電報で打ってもよいものです。

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